| 北欧デザイン誕生の背景。 北欧のデザイン活動は19世紀後半に既に始まっていたと言われていますが、それが大きく実を結んだのはやはりアルバ・アアルト、アルネ・ヤコブセン、ハンス・J・ウェグナーなど多くのデザイナー達が活躍した20世紀半ばです。 20世紀初頭のヨーロッパはと申しますと、イギリスの産業革命の成功などで商品の大量生産が可能になった一方で、品質の劣悪化や職人技術の低下などの問題を抱えるようになっていました。 そして、そのような状況を省みるかのようにヨーロッパ各地で職人技術の向上、芸術性の復興、機能主義への回帰などを謳ったデザイン運動が盛んになります。 アート・アンド・クラフト運動、オランダの「デ・スティール」、そしてドイツの「バウハウス」などは有名です。 北欧もれらの運動の影響を受けながら、新しいデザインの世界を構築しました。 |
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| 北欧デザイン 北欧デザインのテイストを一言で言えば、「シンプル」「モダン」ということになります。 しかし、だからといって殺風景で無機質かといえば全く逆で、それどころかぬくもりと人間らしさにあふれているというのが北欧デザインの妙なのです。 その根拠はいったいどこからくるのでしょうか。 北欧デザインの特徴を表すのによく用いられるのが「機能美」という言葉です。 「機能的でありながら美しい」ということですが、使いやすくて機能的でありながら、デザイン(見た目)も美しいという、一見相反する要素を見事に両立させているのが北欧デザインの最たる特徴だといえます。 また、北欧デザインの世界では、デザイナー・職人たちの目覚しい活躍によって確立されたと言っても過言ではないほど、彼らはデザインの世界に大きな貢献をしました。 「アルネ・ヤコブセンのセブンチェア」「ハンス・J・ウェグナーのYチェア」というように作家と作品を同時に見知っていることが大変多いのです。 では現在のデザイナーたちの活動はどのようでしょうか。 20世紀半ばの巨匠と言われたデザイナーたちのポリシーを踏襲しつつも、ポストモダンの流れを受けてニューウェーブともいえる新しいデザインの模索が始まっています。 それから、北欧の商品をご覧にあるとき、明度は高いけれど彩度は抑え気味という北欧独特に色使いにも是非、注目していただきたいと思います。 明るいけれど決して派手過ぎずシックにまとめるセンスは我々日本人の生活にも取り入れやすく大変参考になります。 別の機会に個々のデザイナーたちについても取り上げる予定をしています。 さらなる北欧デザインの魅力を、彼らの業績と作品を通じて感じていただけたらと思います。 |
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| 20世紀のインテリアの発展の過程で、北欧のインテリアデザインは大きな役割を担ってきた、と言っても過言ではありません。 北欧のデザインについて全てを語るのは容易なことではありませんので、ここではほんのイントロダクションだけご紹介したいと思います。 |

北欧のインテリア事情